ハウステンボスまでの道が混むだろうから、佐世保駅からハウステンボス駅まで電車で行きました。
初めて乗る電車に三男は大興奮…いや。彼は電車ってのをまだわかってない。電車に乗っても乗ってなくても常に落ち着きが無いのだ。
座席の後ろに立ってるおねぃさんに「ばぃばい♡」したり、後ろの座席のおばさまに「ばぁ!」としたり、走ってる電車の中を歩く!と言って泣いたり・・・。
昨日(27日)に三男が発熱して保育園を早退してきたので、全共(全国和牛能力共進会)に行けるかどうか不安でしたが、これはもう不安通りこして「頼むから少し静かにしていてくれ!」と祈りながらの旅でした(笑)
さぁ!ついたぞ!
早速会場に向かいますが、なんとまぁ人が多い多い!
生月に住み始めてからは、こんな人混み滅多に出会えるものではありません。
チョロ松三男坊を背中にがしっと括りつけ、とりあえず会場内をぐるぐる回ってみます。
審査会場テントは満席で入れず…。外には大型スクリーンでテントの中に審査の様子を映しだしてくれていましたが、大型スクリーンが小型スクリーンに思えるほど遠くでしか見れませんでした。
↓どれがスクリーンかわかりますか?
かさべこ君と一緒に写真を撮りました(^^)
って、かさべこ君切れてるしっ!!
長男にカメラマンになってもらい撮ってもらったのに、三男坊をメインにした彼は肝心なかさべこ君は切れてるし次男は肩しか写ってないし、隣でポーズ撮ってた私なんかかけらも写っちゃいない…。
ん、まぁいいです(TωT)
実は今回はもうひとつ目的がありました。
私の経理のお師匠様、BikkiファームのBikkiさんにお会いすることです!
私が青色申告をするにあたり農業簿記ソフトを探していたところ、Bikkiさんが作成したソフトに出会い、使わせていただいている御縁です。
山形県で置賜和牛改良組合組合長をされていて、同じウシ飼いです(^∇^)
10年前までは全国のウシ飼いさんと知り合うなんて殆ど無かったのですが、最近は農家さんもネットの活用で情報交換の場が増えてきましたね♪
私がウシ飼いを始めてから「畜産業は閉鎖的」と感じた第一印象は、いまはもう過去のものになりつつあります。
記念撮影です♪
って、次男!私の前に顔もってくるなって、EXILEかっ!
あ、私が反対側にずらせばよかったのか…。
そんなこんなでバタバタとした出会いでしたが、Bikkiさんありがとうございました!
申告でまたお世話になります。よろしくお願いいたします!
さてお昼になったものの、全国の和牛肉が食べられるブースも人がいっぱいで行列だらけでした。小さい子連れて行列に並ぶのは、想像以上に体力気力を使います。
私たちは牛肉は諦め、会場の隅っこでシートを引いてBikkiさんから頂いた佐世保バーガー←助かりました(笑)をぱくつき、家族におみやげを買って帰途に着きました。
長男と三男。
いつかゆっくりとハウステンボスに遊びに来たいですね♪
三男も気持ちよさそうに徘徊してました(´∀`)
肝心の結果ですが、長崎県頑張りました!!
社団法人 全国和牛登録協会のページに詳しくありますが、審査には区分があって全部で1区〜9区まであります。
【第1区】
優等賞1席 大分県
優等賞2席 岩手県
優等賞3席 長崎県
【第2区】
優等賞1席 宮崎県(43号)
優等賞2席 宮崎県(36号)
優等賞3席 鹿児島県(48号)
【第3区】(若雌の2)
優等賞1席 宮崎県(58号)
優等賞2席 宮崎県(55号)
優等賞3席 鹿児島県(66号)
【第4区】(系統雌牛群)
優等賞1席 宮崎県
優等賞2席 大分県
優等賞3席 宮城県
【第5区】(繁殖雌牛群)
優等賞1席 大分県(187〜190号)
優等賞2席 宮崎県(191〜194号)
優等賞3席 鹿児島県(195号〜198)
【第6区】(高等登録群)
優等賞1席 鹿児島県
優等賞2席 宮崎県
優等賞3席 鳥取県
【第7区】(総合評価群)
優等賞1席 宮崎県
優等賞2席 鹿児島県
優等賞3席 長崎県
【第8区】
優等賞1席 長崎県(出品番号85〜87)
優等賞2席 秋田県(出品番号79〜81)
優等賞3席 岐阜県(出品番号46〜48)
【第9区】
優等賞1席 宮崎県(出品番号108)
優等賞2席 熊本県(出品番号126)
優等賞3席 岐阜県(出品番号120)
種牛の部 第7区宮崎県と、肉牛の部 第8区 長崎県が名誉賞(内閣総理大臣賞)を受賞しました。
7区の総合評価群は平戸の牛達が出品されました。
本当に凄い!
出品者のプレッシャー、苦労はなってみた者でないとわからないくらい大変なものだと思います。
周りの畜産農家は自分たちのウシの世話をしながら出品者をフォローしあい、なんとか本番を迎えました。
平戸地域で送り出した牛達が、畜産王国宮崎・鹿児島に食い込めたことがすごい!
特に宮崎の口蹄疫を乗り越えてからのこの成績は、見事としかいいようがありません。
口で「見事」と言うのは簡単ですが、その裏には多くの涙があり苦渋があったでしょう。
それでもあきらめず、少しづつ少しづつ、一歩一歩あゆんできた結果がここに現れたと思います。しかもこれはゴールではありません。
これからです。
平戸牛もこれからです。
ここで質を落とさずに、良い牛を作り続けるために努力を絶やさない!
さぁフンドシ締め直して、頑張るぞ!!
↑牧場主がね(^▽^;)
私はフォローにまわります…。