昨日はふるさと探検隊で磯のいきもの観察に行ってきました。
行く前に潮の満ち引きや観察する際の注意点などの話を聞いて、いざトボス海岸へ。
今回はいろいろ見つけることが出来ましたので、たくさん紹介したいと思います
ヒザラガイ。石にペタッとくっついています。
ムラサキクルマナマコ。
触手がムニュムニュ動いています。
ウミソウメン(ウミゾウメン)。
これはウミソウメンという生き物ではなくて、ある生き物の卵の塊なのです。
よーく見るとプツプツしてます。
このウミソウメンを産んだ生き物とは……
アメフラシ!
プニプニしてて気持ちいい〜
ちょうど片手に乗る大きさでした。案外重いです。
アメフラシは危険が近づくと紫色の液体を吐きます。この液体が雨雲を彷彿させるので「アメフラシ」という名前がついたようです。
続いてはバフンウニ。
管足を伸ばして歩く様子をどうぞ。
ホオズキフシエラガイ。
アメフラシの仲間です。
クロヘリアメフラシ。
バフンウニとホンドオニヤドカリ。
そーっと見てたらホンドオニヤドカリの目が出てきた
ワレカラ。
ワレカラは海藻にくっついていて、しかも海藻そっくりな姿をしています。
どちらが頭でどちらがお尻??
見れば見るほど不思議な生き物です
動く映像もどうぞ。
トゲバネウミシダ。
ウミユリ類は約5億年前の地層からも化石が見つかっていて、「生きた化石」の1つとされています。
このウミシダの仲間は、ウミユリ類から分化してきたと考えられています。
ジーっとしていると海藻のようですが、動いている映像も撮れました。
ケヤリムシ。
普段は石の下などからフサフサの鰓冠(さいかん)を出しています。
水中花のようにキレイなのですが、人の気配が近づくと素早く隠れてしまいます。
カメラを水中に入れて根気強く粘ってたら、なんとか途中まで出てきてくれました
生き物を探し中の私w
上記にあげた生き物の他にもイソスジエビやイトマキヒトデ、ヤツデヒトデ、ヒオウギガイなどいろいろな生き物を見つけることが出来ました。
名前がわからないものもあったので、それはおいおい調べていこうと思います。
このトボス海岸は夏場は海水浴場になります。
あともう少ししたら海岸整備がされるようで、整備されるとこれら生き物たちはすべて死んでしまうとのことでした。
人の安全を優先するか、生き物の多様性を優先するか。
私はどちらが正しいかはわかりません。
でもここにこうして多くの生き物たちが生命を営んでいるということ。
それは知っておかなければならないなぁと思いました。