昨日、新しい野鳥図鑑を買いました
- 野鳥図鑑 鳴き声と羽根でわかる/著者不明
- ¥1,680
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私はフィールドワークの時に図鑑を持ち歩きたい派なので、どうしても選ぶ図鑑はポケットサイズになります。
この図鑑は17cm(縦)×13cm(横)、幅も1.5cmくらいなので、リュックに入る大きさで問題なし。
掲載野鳥数は144種類。
野鳥図鑑としては少ないほうです。
今私が愛用しているこの図鑑↓でも700種類。
ポケット版 学研の図鑑〈5〉鳥 (学研の図鑑 (5))/小宮 輝之
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これでも収録数が足りないと感じるくらいなのですが、なぜ野鳥図鑑 鳴き声と羽根でわかる/著者不明
を買ったか。
それはですね、鳴き声QRコードが付いてたからです
調べたい鳥の画像や説明だけでなく、携帯でQRコードを読み取れば鳴き声まで聞けちゃうのです!
これは素晴らしい!!
鳴き声だけ聞こえて姿は見えず…という野鳥は多くいます。
目が悪い私はみんなが「ほら、あそこいたいた!」と言っても見つけることができません
そういうとき、鳴き声を頼りに調べられるこの本はありがたい。
フィールドワークで活躍してくれそうです
今私の携帯から、キジバトが鳴いてたりコサギが鳴いてたりします
庭でフクロウの鳴き声をリアルで聞けたりもします
あ、タヌキのケンカだ
あぁなんて素敵な環境なんだろ…
話は変わりますが、みなさんは怪鳥鵺(ヌエ)の鳴き声をご存知ですか?
夜になると森の中からどこからともなく不気味な鳴き声が…。
古くは古事記や万葉集にも登場し、不吉な凶鳥として気味悪がられていました。
実はその声の正体はトラツグミと言われています。
体全体がトラ柄のツグミということで、こういう名前がつきました。
あ、それと河童の鳴き声もご存知ですか?
「ヒョーヒョー」とか「ヒューヒュー」などと鳴くと言われています。
そのため九州地方では、河童を別の名で「ヒョーヒョードン」とか「ヒヨヒヨドン」などと呼ばれていたりもします。
「ヒョースベ」もここからきたとかこないとか。
私も10年前くらいのある夏の夜…ここ生月で不気味な鳴き声を耳にしました。
「ヒョ〜…ヒョ〜…」
か細く響き渡る不気味な声…。
これが河童の鳴き声か!!
なんて当時は思いました(笑)
コサギやアオサギの「ギャー!!」もかなり心臓飛び出ますが、この「ヒョ〜」もかなり気持ち悪かった。
鳴き声の表現が似ていることから、鵺だけでなく河童の鳴き声の正体もトラツグミっぽいですねぇ。
では古(いにしえ)の物の怪と思われていた鳴き声をどぞ。
うぅぅぅ〜…不気味やぁ〜…
夏の夜にこの声はベストマッチ!
完璧です!
でも最近はトラツグミの声を聞きません。
鵺も河童もいなくなってしまったのかな…