初!!伊万里「青螺山(せいらさん)」前編からの続き
さてさて。
竜門峡を見下ろして感激した私は、「頂上はもうここからそう遠くない!」と喜び勇んで歩みを進めました。
……
一向に頂上に着かない…。
こんな感じのところをひたすら歩きます。
道幅は人が1人通れるくらい。左側はなだらかな崖です。
もし前から下山してくる人が来たらすれ違うことが出来ないから、辺りの木にしがみつかなくちゃダナ。
この辺りは道幅は広いけど、この傾斜がジミにダメージ来ます。
ぬか喜びした分、疲労感パない……
イラッとしたってウンザリしたって登るしか道はないんだよねぇ
まさに心は無。聴こえていたセミの鳴き声とトリのさえずりももはや耳に入らず、聞こえてくるのは自分の荒い息遣いのみ。
何を思ったのか「ヒッヒッフー」してみたけど、ただペースが乱れただけでしたwww
と歩いているうちに
ん?ここが頂上か?ここが頂上か??!!
着いた着いたやっほーーーーーーーー!!!!!!!
めっちゃいい眺め!!!!
この一瞬を味わいたいがために、苦しい道を登るんだろうなぁ
手前の山が黒髪山。
写真では小さくて見えないけれど、天童岩に人が数人いるのが見えました。
普段の青螺山は人が少なく閑散としているようですが、この日は頂上にすでに3人、私達が3人、あとから2人、またその後から8人ほどが登ってきました。
他の登山者の方にお願いして記念撮影。
頂上までは1時間40分ほどかかりました。
お昼ごはんを兼ねて40分ほど休憩し、下山します。
下りのほうが登りよりも気を使います。
太ももや膝にも負担がかかりますね。
土の上は枯れ葉で滑りやすく、大きな石がゴロゴロしているところは足首をひねらないように気を配り、水辺は苔で石が滑りやすくなっていたので、私も何回か尻もちを着きました。
登りではリーダーは私達のペースに合わせてゆっくり登ってくれたけど、下りはひょぃひょぃ進んでしまい、あっという間に見失ってしまいました。
え〜どっちに降りたらいいのさーーー!!
というシーンに何回も遭遇しました。山に慣れている方なら雰囲気や感で道がわかるのでしょうけど、私からすればどこを見渡しても一緒。
そんなとき、これが道標になってくれました。
石が積み上げられています。調べてみたらこれは「ケルン」というのですね。
「石が積み上げられている」ということは人が通った道、という証です。
このケルンに何度も安心し、助けられました。
あとは木に付けられている目印。
これも道標として何度も助けられました。
そんなこんなで痣をあちこちに作りながら無事下山。
下りは半分滑り落ちるような感じだったので時間的に早く着くかなと思ったけれど、それでも1時間半かかりました。
いろいろな表情がある山だったので、とても楽しく登れました!
岩をよじ登ったかと思えば、ハイキングのような平らな道もあったり、渓流のそばを歩いてみたりと景色がコロコロ変わるので、思っていたよりキツくはなかったです
あ、そうそう。キツイことあった。
ヤブ蚊が多い!!!
虫除けスプレーを使ったんだけど、効きゃしない!
顔の前をイヤミったらしく飛び回り、追い払っても払ってもついてくる。
口呼吸したら口の中に入りそうだったので、鼻で息をしていたら案の定鼻に入ったさ
これには参りました。
これで体力かなり奪われたかも。
次にもしまた行くときは、帽子にハエ取り紙を付けとこ。
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