楽天Kobo Aura H2Oで無料の本は結構ダウンロードしているのですが、先日有料書籍をPCから購入してみました。
「沈黙」と「君の名は。」と悩んで悩んで……選んだのはこれ。
面白かった!!!!
これは面白い。なぜ今まで読んでなかったのだろうと不思議になるくらい。
有名なので本の内容は割愛しますが、これはいろいろな人の感想を聞いてみたいと思いました。
人によって受け取り方、感じ方、捉え方、、、違うのではないかと思います。
カクレキリシタンたちが命をかけてまで守ってきた信仰。
いや、皆が命をかけていたら信仰は途絶えていたはず。
命が大事だったから信仰は続いてこれたのではないかとも思うし。
長き弾圧の時代を堪え、カクレキリシタン信仰が続いてきたのは、多くのキチジローがいたからではないでしょうか。
あぁ、、、でもやっぱりよくわからん。
特になにかを熱心に信仰するということをしないで生きてきた私なので、自分の思考の範疇を超えた世界がこの本の中にありました。
私は何を信じているのだろう。。。何に救いを求めているのだろう。。。
考えてみてもよくわかりません^^;
あえて言うなら、最終的に信ずるのは自分。ということになるのかなぁ。
でもそれは、今の世が自分を信じていればなんとかなる時代だからなんだろうなぁと思います。
沈黙の中に出てくる宣教師ロドリゴの苦悩も痛いほどよくわかるのですが、どちらかと言うと井上筑後守の説得の内容の方がスゥッと頭に入ってくる自分もいて、「あぁアタシ日本人なんだなぁ」と妙に腑に落ちたりしました。
読み終わったあと、そういや家に遠藤周作のカクレキリシタン本あったなぁとふと思い出して、襖の奥から引っ張り出してきました。
これも読んでみよう。
公開間近の「沈黙−サイレンス−」、予告を見るだけで、胸にグッとつかえるものがあります。
そして現在まで信仰を繋いできた、生月島のカクレキリシタンの人たち。
とてつもなく大きな大きな何かを背負っていることに気付きます。
うまく言い表せる言葉がないのがもどかしいですが、彼らの存在に恐ろしいくらいに惹かれています。
映画は絶対観に行こう。
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