ガイド協会メンバーだけでなく興味のある方はどなたでも参加できる研修会で、総勢22名で平戸を巡ってきましたよ。
まずは平戸城に向かいました。生月からの道中は生月ガイドメンバーの説明を聞きながらバスに揺られます。
平戸城に到着。平戸城施設長の浦部氏の解説を聞きながら回ります。
どのお城も門から入って目につくところの城壁に、ひときわ大きな石がはめられており、その石を鏡石というようです。
この鏡石は城の顔と言われ、その大きさで「どだ、すごいだろー」アピールをしているんだって。
下の写真が平戸城の鏡石です。
1つだけ大きな石があるのわかりますか?
平戸城の中もおもしろおかしく説明して下さり、つい吹き出してしまうことも多々ありました。
平戸城を後にし、次はNPO法人平戸観光ウェルカムガイドの籠手田氏と合流、オランダ商館、宝亀教会、紐差教会を回ります。
平戸交流広場から歩いてオランダ商館へ向かいます。
この日はとてもお天気がよく、海がとってもきれいでした!
覗くと数種類の魚もゆったりと泳いでましたよ。
息子が去年オランダに行った時にストロープワッフルをたらふく食べてきたらしく、日本に帰ってからワッフルの禁断症状(オランダ行きたい病)がでていました(笑)
ここオランダ商館で念願のワッフルゲット!☆
オランダ商館の次は宝亀教会に向かいます。
教会まで徒歩8分。参道をえっちらおっちら…食後のいい運動になりました。
この教会は可愛らしい雰囲気を漂わせています。
教会の屋根は瓦で作られており、和洋折衷の造りになっています。
教会内はステンドグラスから差し込む光が祭壇を照らし、とても幻想的な空間でした。
神父様が常駐していて毎朝ミサが行われているとのこと。地域に根付いた教会なのですね。
宝亀教会の次は紐差教会に向かいます。
紐差教会は先程の可愛らしい宝亀教会と比べ、どっしりと風格のある教会でした。
教会も素晴らしかったんだけど、前にあるイチョウの木の素晴らしいこと!!
なんてキレイなラインなんでしょう。この木あっての紐差教会なんじゃないかと思うくらい、
魅力的なイチョウの木でした。
紐差教会とイチョウの木にさよならし、次は根獅子さるくガイドの瀧山氏と合流、キリシタン資料館と周辺の史跡を案内していただきました。
キリシタン資料館、ウシワキの森とおろくにん様を回った後、根獅子の浜へ行きました。
おろくにん様(5人家族とお腹の子)が処刑されたという昇天石が写真左に見えます。
根獅子の浜の道路挟んで上側にルルドのマリアがあります。
このマリア像の後ろ側の藪の中に、以前根獅子の信者さんがお水取りしていた場所もあるそうです。
とても神聖な場所…のはずが、マリア像の前に太陽光発電のパネルが設置されていました。
私は近づくまで信者さんたちのベンチと思っていたので、パネルと気付いてびっくり!
なにも聖地にパネルを置かなくても他にも土地はあっただろうに…と心のなかでぼやいてしまいました。
根獅子を後にし、最後は春日棚田に向かいます。
春日地区はユネスコ世界遺産暫定リストへ追加掲載が決まった「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の構成資産のひとつ、「平戸島の聖地と集落」に中江ノ島とともに挙げられています。
こんなに近くにあるのに行ったことがなかったので、今回はとてもいい機会でした。
人形石というものも初めて見ました。
ほぅほぅ。なるほど、不思議な形の岩ですねぇ。
妖怪ぬらりひょんを彷彿させます。(しないか)
16時過ぎ。無事に生月に戻ってきました。
今回の研修旅行、普段見れない平戸の素顔を垣間見れました。
いやぁ、奥が深い!平戸をすべて知ろうと思ったら、1日じゃ全然足りませんね。
またその平戸の魅力を更に磨いて伝える案内人の役割の大きさも再認識しました。
いい刺激になりました!
旅は非日常空間を楽しむもの。
その演出はガイドの腕にかかっていると言っても過言ではないでしょう。
お客様に楽しんで頂くには、まずは自分が楽しくないとね☆
楽しく愉快なガイドができるよう、楽しみながら生月のことを知っていきたいな、と改めて思いました。
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目を引くブログだったので、読ませて頂きました。
何だか優しい雰囲気がします。
仲良く出来たら嬉しいです☆